ある女性の話。
彼女は男性からの強引な行為の虜なのだそうです。
それだけであれば、よくあるM性を持っている方といった感じでしょう。
しかし彼女の場合は、被虐に対する目覚めのきっかけが興味深かったので記してみようと思います。
彼女はある男性と知り合い、いわゆる“友達以上恋人未満”な関係になり、その日はデートで観覧車に乗ったそうです。
密室の2人、男性は衣服越しからも分かるくらいに勃起している股間と共に、彼女に性欲が高まってどうしようもないことを告げました。
困惑する彼女をよそに、男性はいきり立ったペニスを露出してしたそうです。
その時彼女は、今まで見たこともない程に大きく腫れ上がったペニスと、男性の懇願から「何とか楽にしてあげなければ」と手で処理をしました。
そのような経験が今まで無かったばかりか、性倫理を逸脱した行為に対して抵抗感を持っていた彼女は、帰宅後に「どうしてあんなことをしてしまったんだろう」と強い罪悪感に苛まれたそうです。
そして、精液をふき取ったハンカチを洗濯しようと出したとき、精液の異臭が漂ってきました。
彼女は精液の匂いが嫌いだったので、ハンカチを早く洗おう……としたのですが、気が付くと彼の精液が染み込んだハンカチを鼻や口元に近づけて、何度も何度も深く匂いを嗅いだそうです。
彼の精液は一般的な男性の精液よりも濃く、匂いも未体験の強さで不快なはずなのに、匂いは鼻を突き抜けて、くらくらするほどの強い興奮を彼女に与えました。
そして何時しか彼の大きなペニスの記憶ともに彼女の性器は酷く濡れていたそうです。
その件以降、彼女は彼と肉体関係を持つようになり、彼のセックスは女性を力でねじ伏せて性欲の全てをぶつける強いもので、今までに経験したことの無い強引なセックスでもありました。
気が付けば、彼女は自分がメスとして自らの身体を使われることにすら興奮を覚えるようになってしまいます。
今は彼と別れたものの、一度目覚めた性癖を抑えられる訳も無く、彼の強引なセックス妄想を伴った自慰行為で心を満たす日々を送っているそうです。
そんなこんなで、彼女は冒頭の通り、強引な行為、すなわちマゾに目覚めてしまったという訳です。
この話を僕が聞いたとき、非常にエロティックで、女性が持つ嫌らしさの側面を垣間見たような気がしました。
ちなみに、その男性は黒人の方だったそうです。
僕の感想は、彼女にもともと巣くっていたマゾの虫が、日本人とは別格な精力猛々しい外国人男性と会うことで、ほじくり出されてしまったのかな、というものです。
彼女の話を聞くと、どうやら躾の厳しい家に育ち、性的なモラルも強く植えつけられたようで、どうも深層心理的に抑圧がキーなのかなとも思います。
こういう場合は、輪姦、露出、きつい羞恥、拘束、そんなところが彼女と相性のよさそうな性癖なのかな、なんて分析をしながら今日は書き終わることにします。

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女性を緊縛し、目隠し&ボールギャグ、バイブを固定して放置する。
時々頭を撫で、時々ローターや電マを耳元に近づけてみる。
くぐもった喘ぎ声混じりの吐息を聞きながら、そんな様子を見ているだけで、心がみるみる満足する。
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先日、緊縛未経験の女性の友人に「縛って欲しい」と頼まれました。
服の上から上半身に軽く縄を掛けただけで、吐息混じりに身体をよじる姿が艶かしい。
ショーツの中に指を入れると、べったりと濡れていた。
「縛られただけで濡れるの?」
「これじゃ変態さんだね」
きっと、こんなことで喜んでいる自分が一番の変態だ。
閑話休題。
最近、ポール・モーリアの『L'Amour Est Bleu(恋はみずいろ)』をよく聞いています。
名曲だけあって、様々なミュージシャンがカバーしているので、違いを聞き比べるのがなかなか楽しい。
'Love Is Blue' by Sylvie Vartan 一番のお気に入りは、シルヴィ・バルタンのバージョン。
さすがシャンソンイェイェの出だけあって、凄まじい声量。
英語バージョンは少し暗めの歌詞なのに、明るいイメージの曲にすら聞こえてしまう。
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M女性の中には、児童虐待などの過去を持っていて、身体を拘束されることに強い恐怖感を持っている場合があります。
しかし、人から構ってもらいたいとか、愛されたいという気持ちは、拘束を好む女性と変わりません。
そんな場合は、拘束が抱きしめられることと同値であると理解させることができれば、緊縛をはじめとする拘束プレイにも順応出来ることが多いように感じます。
結局、信頼されるかと、対話がすべてですが。
もちろん、SMの形は拘束だけではないでしょう。
しかし、拘束行為はMの心を満足させる、大きな要素であることには変わらないのかも知れません。
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何かをしていると、自分の中である種の気付きに達することはよくある話。
SMを始めたころの自分は、「女性のM性を引き出す」とか「本当の自分をさらけ出す」といった、自分が何かの伝導者にでもなったかのような、浅ましい勘違いをしていました。
が、多くのM女性や、SMに携わる人と接しているうちに、そんな勘違いを知り、その上で新たに気付くことがありました。

それは、簡潔に言うと「病気とSM」の関係性です。
病気とは、心の病気のこと。
M女性にリストカッターや摂食障害が多いのは、SM経験のある方ならご存知だと思います。
もちろん、それだけでなく、欝の方も多く居ます。
そして、話を聞き進めると、彼女たちは家庭環境や育った環境に問題を抱えていたり、異常な職場ストレスを抱えていることが非常に多い。
家庭環境の問題は、機能不全家族、父親のDV、ヒステリーな母親、姉妹間の差別、性的虐待などなど。
職場ストレスは、異常な残業時間や、職場の人間関係問題などなど。
で、それがどうSMに結びつくかというと、彼女たちにSMの何が良いのか聞くと、揃って
「愛されていると感じるから」「自分を壊したいから」
という答え。
つまるところ、SMには「被虐心」とか「奴隷としての喜び」を持って向き合っているのではなく、Sのする調教と呼ばれる行為がどんな物であっても、彼女たちは自分に真剣な男性の行為に愛を感じてしまったり、Sが自分を破壊してくれる対象として見ているということです。
愛情の面では、Sが行うプレイの数々は、確かに目の前のM女性に真剣に向き合い、相手の状態や先を頑張って読んだり、気を配る。
だからこそ、M女性は愛情を感じやすいのかも知れない。
過去の寂しい思い出や、心の隙間がある女性であれば、なおさらそんなSの行為が、強い愛情となって変換されてしまう。
自分を壊すという面では、理不尽で滅茶苦茶なSであっても、それが行き過ぎていたとしても、自分を壊すという点において好都合と捉える。
もちろん、そんな女性たちの過去や本音を知らない限り、男性は「俺の調教でこの女はM性を引き出されて幸せそうだ」と短絡的に表面を見て考えてしまいます。
そんな2人を傍目から見ていると、何の問題も無く、調和の取れた関係に見えます。
しかし、2人の気持ちは、明らかに別の方を向いている。
それで良いのか。
最近は、調教というフェイズ(調教という言葉にすら疑問を感じる)に入る前の、嗜好のベクトルを知るよりも、もっと深い、どういう経緯を持って、SMに至ったのかを知りたいと思うことが多い。
自分が根深い性格だからか、そういった部分まで相手を理解できないと、プレイができない今日この頃。
そして、上記のことを考えれば、それが自分にも当てはまり、驚愕してしまうという現実。
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